秋の夜長とは、秋から冬にかけて少しずつ夜の時間が長くなっていくことを意味します。
ゆったりと虫の声を聴きながら夜のリラックスタイムには何をしましょう…
読書やストレッチ、半身浴もいいですが、秋らしいインクを楽しむのはいかがですか?まずはおすすめのカラーを紹介します。
インクで秋色を楽しもう!
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寺西化学工業/イノセントモーブ
加水するとピンク色も感じられるので2度おいしい色合いのパープルです。クラシカルな瓶の形も、つい机に飾りたくなるようなレトロなパッケージ。このシリーズは色展開も豊富なので、シリーズでの収集も楽しそうですね。
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プラチナ万年筆/フォレストブラック
流行りのニュアンスブラックカラーのインクシリーズ。鉄分を含んだ成分が、書いた紙に浸透していく過程で酸化されて、色変化と共に紙に定着します。長期間の保存には適しますが、このインクは酸性なので、万年筆に入れて放置するとサビの原因になるので注意が必要。
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ペリカン4001/ブリリアントブラウン
個人的に大好きなインクです!少し赤みのあるテラコッタカラーで秋にぴったりですね。明るすぎずに使いやすいのにおしゃれ!を叶えるブラウン。黒やブルーブラック以外のインクに挑戦したい方におすすめです。
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色彩雫(パイロット)/秋桜
秋といえばコスモス。当店でも人気の色彩雫シリーズの中の1つです。明るいピンク色が気持ちを明るくさせてくれます。
このインクですが、惜しくもなくなり次第廃盤となります。そのほか、色彩雫シリーズでは躑躅(つつじ)と霧雨が廃盤となります。気になる方は今のうちにぜひ手にとってくださいね。そして10月になれば、新色の色彩雫も仲間入りしますのでお楽しみに!
インクで遊ぼう!
お気に入りのインクを選んだら、次はインク遊びです。インク初心者でも気軽に楽しめる方法を2つご紹介します。
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水とインクのグラデーションを楽しむ
①筆に水をたっぷりつけ、紙に丸を描き塗りつぶします。
②筆の水分をしっかりふき取り、好きなインクを筆先にほんの少し付け、丸く塗った淵に少し垂らします。すると、インクがほんのり広がります。
③あとはお好みの色合いになるまで円の縁に沿ってインクを置いていきます。広がりが少ない時は筆を使ってのばしていきます。この時に透明(水のみ)の部分をあえて残したほうが仕上がりが綺麗になります。2色くらいで作るとバランス◎です!
今回は色彩雫の孔雀と稲穂(現在廃盤)でシャボン玉のような模様を作ってみました。丸のほか、ハートや星など簡単な図形でも試してみてください。
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インクから浮き上がる文字を描いてみよう
これにはサクラクレパスのアクアリップを使います。
このペンは、書いた文字がぷるつやに仕上がる不思議なペンです。私も小学生の時にお気に入りで、よく使っていました。
①アクアリップのクリアカラーで好きなイラストや文字を描きます。
②描いたものが乾いたら、お手持ちの好きなインクを筆などでイラストの上から塗ります
簡単なイラストでもなんだかいつもと違った雰囲気に早変わり!
私はバルーンアートのイラストをヨノモリサクラで塗ってみました(左)
この方法でお手持ちのインクの名前を書けばインクの色見本も簡単に作ることができますよ(右)
実験を楽しむような気持ちで、秋の夜長にインクを楽しんでみてください。