藍濃道具屋 Lennon tool Bar(レンノンツールバー) 藍染の風
藍濃道具屋は2014年に台湾の淡水にて設立されました。
初期の段階では、藍染め製品の生産、そして藍染めの存在を広めることを中心に経営していました。百年ほど前、かつては日本での 国内生産にむけて、台湾でも泥藍を大量に生産していました。
ここ2年の間に、藍濃道具屋は藍染めの色彩をもっとたくさんの方に知っていただくために藍色を基調としたシリーズのインクをプ ロデュースしてきました。 藍染めの色彩を、インクとして身近に使っていただくことによって 、より多くの方々に藍染めの奥深い麗しさを感じさせる色合いを心に留めていただければと願っています。
「藍染め風」
このシリーズの色はすべて、藍染め製造過程に見られる色彩をもとにしています。これらの色を通して、たくさんの方に藍染めを知っていただきたい、そう願ってデザインされました。
- 『鐡紺』(てつこん):藍染めの過程において、布生地の染色が終わったその段階では、まだ染料が洗われておらず、いくらかカスが付着し た状態に見ることのできる色。
- 『浅葱』 (あさぎ):まだ漂白すらしていない布を淡い藍色の染料で染めたときに、生地のベージュ色と染料の藍色が見事な織り合いを成したときに見られる緑に近い色。
- 『熨斗目花』(のしめはな): 日本の藍染め文化において伝統的に ある色彩の名称で、藍染めの表面の染料が摩擦によって少し褪せた、もしくは 空気中の塵が付着したときにみられる色。
- 『紺藍』(こんあい): 完成した藍染めに見られる色の一種で 、藍色よりは濃く、かすかに赤い光沢をもった色。
- 『納戸』(なんど): 完成した藍染めに見られる色の一種で 、中間調の藍色にあたる色。
- 『水色』(みずいろ): 完成した藍染めに見られる色の一種で 、水のように淡く薄い藍色。
内容量:30ml