LETTERS FROM FUKUSHIMA NO.3 あおいろの名残り
ペントノートのインクの中でも鮮やかな色合いをもつ「あおいろの名残り」。
白い紙に映える色なので、普段使いにもおすすめのインクです。
今回は、「あおいろの名残り」についてちょっとだけご紹介します。
インクの名前の由来
福島県の吾妻連峰にある「一切経山」の頂上直下に、魔女の瞳(五色沼)と呼ばれる沼があります。冬から春までは閉ざされ、夏になると瞳を開くがごとく、美しいグラデーションを持ったブルーの沼が現れます。
頂上から魔女の瞳を見下ろしたときの青とターコイズの境界線が美しく、このような色のインクを作りたい!と思いできたのが
この「あおいろの名残り」です。
一切経山とは
標高1948.8m、福島市と猪苗代町の境にある山で、いまも火山活動が続く活火山です。山の名前は、安倍貞任が仏教経典の一切経を山に埋めたという伝説に由来しています。(諸説あり)。
登山シーズンは6月から10月。初心者からベテランまで楽しめる、多数のコースがあります。
あおいろの名残り万年筆
2018年には、セーラー・プロフィットレアロベースのオリジナル万年筆も発売しました。(※現在販売は終了しています)
インクの色をイメージした鮮やかなブルーとシルバーの組み合わせが美しい、眺めているのも楽しい1本です。
インク遊び
万年筆に入れて普段使いのインクとしてはもちろん、なぞり書きやぬりえの本でインクを思う存分使ってみるのもおすすめです◎
水で薄めるとまた違った表情が見えてきます。
ターコイズブルー系のインク
あおいろの名残りと同じターコイズブルー系のインクを集めてみました。
ぜひ色見本帳を作って違いを比べてみてください。
・Ferris Wheel Press Tumultuous Tides
まとめ
当店のオリジナルインク「あおいろの名残り」について簡単にご紹介しました。
登山が好きな方にはぜひ、実際に一切経山から魔女の瞳を見ていただきたいです!天候にもよりますが、晴れると息をのむような美しい色を眺めることができます。
このインクを使って、風景をスケッチしたり日記にまとめたりするのも面白いかもしれません。SNSでの投稿もお待ちしています!